MCS(Mission Control System)の紹介

宇宙機の開発をする上で、地上局からのコマンド送信、宇宙機から地上局へのテレメトリ受信、表示は必須の機能になります。

今回は、地上局からのコマンド送信、テレメトリ受信などをGUIを使って簡単に試すことのできるMCS (Mission Control System)の紹介をしてみます。

1. COSMOS

https://cosmosc2.com/

1.1 特徴

  • Ball Aerospace社が提供。
  • ライセンスはAGPLv3
  • Rubyで実装。
  • CCSDSにも対応。CFDP(CCSDS File Delivery Protocol)によるファイル転送などにも対応。
  • Rubyで実装されたシンプルなGUIベース。(カスタマイズも可能)
  • テレメトリ・テレコマンド定義は、独自テキスト式だが、専用のエディタもある。

2. Yamcs

https://yamcs.org/

2.1 特徴

  • Space Applications Services社が提供。
  • ライセンスはAGPLv3
  • Javaで実装。
  • CCSDSにも対応。CFDP(CCSDS File Delivery Protocol)によるファイル転送などにも対応。
  • 標準でWeb GUIをもっており、REST APIやpython APIなども持っている。
  • 独自にGUIを作成できる Yamcs Studioという開発環境もある。
  • テレメトリ・テレコマンド定義は、エクセルフォーマットとXTCEフォーマットで記述可能。

次回は、それぞれの簡単なインストール方法や便利な機能なども紹介できたらと思います。